『漆工史』論文等総目録(創刊号~第43号)

    創刊号 1978年
  • 琉球漆工藝史年表
    徳川 義宣
  • 琉球の漆工芸
    徳川 義宣
  • 琉球漆工芸の技法とその変遷
    荒川 浩和
  • [講演会資料]
  • 琉球の堆朱と堆錦―参考文献抜萃―
    荒川 浩和

  • 2号 1979年
  • 調度厨子の展開とその美的効果
    岡田 譲
  • 天正十四年を下限とする高台寺蒔絵調度
    徳川 義宣
  • 桐桔梗折墨紋散蒔絵調度―近世漆工藝資料―
    荒川 浩和
  • 天字形・団扇形・分銅形の印のある漆工品―琉球王府蔵印の可能性検討
    徳川 義宣
  • [資料紹介]
    江蘇省武進県新出土 南宋の珍貴なる漆器について
  • 陳晶『文物』1979年3月号
    徳川 義宣・都染直也共訳
  • 光悦蒔絵資料としてのその消息
    荒川 浩和
  • [講演要旨]
  • 転換期の漆芸
    岡田 譲
  • 京都国立博物館蔵 塩山蒔絵硯箱
    灰野 昭郎

  • 3号 1980年
    二つの梅月蒔絵文台

    鈴木 規夫
  • 江戸時代の輸出漆器 ―蒔絵楯―
    吉村 元雄
  • 琉球螺鈿煮貝の法について
    荒川 浩和
  • [技法紹介]
  • 平脱螺鈿法
      清水 美象
  • [資料紹介]
  • 熊本本妙寺蔵 加藤清正奉納の調度 補遺
    荒川 浩和

  • 4号 1981年
  • X線透過写真による漆芸品の考察
    河田 貞
  • ―仏教関係螺鈿遺品を中心として―
  • 琴の髹漆
    荒川 浩和
  • 国宝「中尊寺八角須弥壇」
  • 漆工保存修理について
    小西 晫也
  • [技法紹介]
  • 漆皮箱の制作を通して
    増村 紀一郎
  • [漆工関係論文一覧(1)]
    ミュージアム

    5号 1982年
  • X線による岡寺義淵僧正像の研究
    本間 紀男
  • ―木心乾漆像の構造・技法・材質の研究―
  • 「金漆」と「コシアブラ」について
    増田 昌弘
  • [資料紹介]
    幸阿弥家記
  • 幸阿弥家蒔絵品目
    鈴木 規夫

  • 6号 1983年
  • 春日大社蔵 国宝蒔絵箏の修理と復元模造について
    北村 謙一(昭斎)
  • 百按司墓の漆龕 ―琉球漆工藝資料―
    荒川 浩和
  • [史料紹介]
  • 東京名工鑑(蒔絵工)
    内田 篤呉
  • [文献紹介]
  • 『裝劍奇賞』
    荒川 浩和

  • 7号 1984年
    シンポジウム「彫漆」
    [講演要旨]
  • 羽田五郎と法界門塗
    小池 富雄
  • 「デトロイド美術館における漆工芸品の科学的分析」
    ギャリー・W・カリボ
  • スザン・W・ミッチェル

    8号 1985年
  • 籃胎蒟醤の技法
    太田 儔
  • 科学的に見た伝統漆工技術
    見城 敏子
  • [資料紹介]
  • 江戸時代五十嵐系蒔絵の作例
    金子 賢治
  • [文献紹介]
  • 漆工関係文献一覧(江戸・明治期を中心として)
    内田 篤呉

  • 9号 1986年
  • 土佐の古代塗
    加藤 寛
  • 天字形・団扇形・分銅形の印と銘文
    徳川 義宣
  • ―琉球漆器との断定史証―
    [資料紹介]
  • 京都・誓願寺所蔵 菊花散蒔絵経箱
    灰野 昭郎
  • ―蒔絵の基準作例の一つとして―
    [史料紹介]
  • 清泰公諸器帳
    小池 富雄

  • 10号 1987年
  • わが国での漆使用の起源とその展開
    工楽 善通
  • 鎌倉出土の中世漆器
    大三輪 龍彦
  • 土佐の古代塗 補遺
    加藤 寛
  • [史料紹介]
  • 蒔絵師梅原について
    鈴木 規夫
  • [文献紹介]
  • 『茶家醉古襍』(一)
    荒川 浩和
  • 香川 志乃

    11号 1988年
    蒔絵聖龕
  • ―桃山時代輸出漆器資料―
    土井 久美子
  • 京都国立博物館蔵
  • 花鳥蒔絵螺鈿角徳利
    灰野 昭郎
  • [資料紹介]
    近世蒔絵基礎資料
    慶長十八年伊達政宗親書文箱
  • 慶長十四年徳川家康朱印状箱
    荒川 浩和
  • [文献紹介]
  • 『茶家醉古襍』(二)
    荒川 浩和
  • 水上 康子

    12号 1989年
    能登の中世漆器
  • ―編年と下地技法・樹種利用の特質について―
    四柳 嘉章
  • 五十嵐蒔絵研究[一]五十嵐道甫考
    渡辺 利江子
  • 土井 久美子
    内田 篤呉

  • 沈金技法傅来に対する一考察
    荒川 浩和
  • ―高野山天野社傅来の沈金太刀拵を中心として―

    13号 1990年
  • 奈良時代の平脱・平文
    木村 法光
  • 蒲原の古代塗について
    加藤 寛
  • [資料紹介]
    瑞鳳殿所蔵
  • 仙台藩の鞘塗り見本
    増田 昌弘

  • 14号 1991年
  • 輪島・山中における漆器工業の技術と生産構造の変化
    馬場 章
  • 新出の琉球楽器「長線」
    徳川 義宣
  • [資料紹介]
    黒漆花鳥密陀絵箔絵盆
  • ―琉球漆工藝資料―
    荒川 浩和

  • 15号 1992年
    図版
  • 重文・四天王図鎗金扉を廻る二・三の問題
    鈴木 規夫
  • 天字形・団扇形・分銅形・鼓胴形の印の意義 ―琉球王府伝来の宝剣―
    徳川 義宣
  • [史料紹介]
  • 飯塚桃葉関係史料 ―飯塚家の成立書を中心に―
    大橋 俊雄

  • 16号 1993年
  • 大倉文化財団蔵 夾紵大鑑修理報告
    田口 善国
  • 室瀬 和美

  • 奈良、平安時代の平文等の文様の復元について
    北村 昭斎
  • ヴェトナムの漆工藝
    宮里 正子
  • ―ヴェトナム漆工からみる琉球漆工の南伝性についての一考察―

    17号 1994年
    シンポジウム
  • 蒔絵 ―初音の調度をめぐって
    司会 徳川 義宣
  • 基調講演「初音の調度」の成立
    小池 富雄
  • 蒔絵総論 ―蒔絵の成立を主として―
    荒川 浩和
  • 漆工芸に於ける江戸様式の確立
    吉村 元雄
  • 質疑応答
    [資料紹介]
  • 天字形・団扇形・鼓胴形の印のある漆工品
    徳川 義宣
  • ―新出史料と琉球王府に於ける意義―

    18号 1995年
  • ヨーロッパに於ける琉球漆工藝資料
    荒川 浩和
  • ―箔絵の問題を中心として―
    [調査報告]
  • 中国・彝族の漆文化
    島口 慶一
  • [技法紹介]
  • 堆錦製作工程
    宮里 正子
  • 岡本 亜紀
    我部 太郎

    19号 1996年
  • 漆塗りの科学 ―修復制作の立場から―
    豊島 清
  • 近世琉球王府貝摺奉行所製作の中央卓の様式
    安里 進
  • ―貝摺奉行所関係文書の分析―
    金城 聡子
  • [資料紹介]
  • 黒漆鳳凰ニ雲卍格子沈金台子
    徳川 義宣
  • ―雲鳳文の変遷を周って―
  • 南蠻漆藝の箔絵資料
    荒川 浩和
  • ミラノ市立スフォルツァ城応用美術館所蔵
  • 初音蒔絵料紙箱
    小山 真由美
  • [史料紹介]
  • 飯塚桃葉関係史料(続)
    大橋 俊雄

  • 20号 1997年
  • 徳川美術館所蔵「朱漆牡丹紋鳥獣草花箔絵十二角足付盆」修理報告
    室瀬 和美
  • 山下 好彦

  • 修復における朱漆の色合せについて
    豊島 清
  • 鎌倉出土の漆椀・皿の文様 ―菊花文の変遷からみて―
    伊丹 まどか

  • 21号 1998年
  • 近世琉球の八角・円形二段食籠の用途と様式
    安里 進
  • ―貝摺奉行所関係文書の分析―
    金城 聡子
  • 「蒔絵楯」―イブレア市立美術館P・Aガルタ東洋美術コレクション所蔵―

  • 小山 真由美
  • 佐太神社蔵 重要文化財 龍胆瑞花鳥蝶文扇箱について
    北村 昭斎
  • [文献紹介]
  • 『鮫皮精鑒録』
    荒川 浩和
  • 千葉 寿子

    22号 1999年
    三嶋大社
  • 国宝 梅蒔絵手箱模造制作
    荒川 浩和
  • 室瀬 和美
    勝又 智志

  • 江戸時代中期の輸出漆器
    永島 明子
  • ―マリー・アントワネットのコレクションを中心に―
  • 北京故宮博物院蔵の琉球漆器等美術工芸品
    金城 聡子
  • 安里 進

  • 子日蒔絵棚・扇面鳥兜螺鈿蒔絵料紙箱・舞楽螺鈿蒔絵硯箱の再検討
    大橋 俊雄
  • ―光悦作の伝承はいつ生じたか―

    23号 2000年
    シンポジウム「東洋の螺鈿」
  • 中国の螺鈿―濫觴と展開―
    座長 加藤 寛
  • 高麗・朝鮮の螺鈿 ―精緻さから鷹揚へ「線」から「面」的表現へ―
    高橋 隆博
  • 琉球の螺鈿
    宮里 正子
  • 日本の螺鈿 ―蒔絵の併用と精緻な髹漆技術―
    小池 富雄
  • 討論無文陶胎漆器の存在意義 ―中国古代陶磁史上の黒の美意識―
    佐藤 サアラ
  • 富山藩御細工所青貝師 杣田一族の家系について
    吉川 英樹
  • 貝摺奉行所関係文書のデーターベース化
    安里 進
  • イブレア市立美術館ガルダコレクション蒔絵楯の科学的分析
    四柳 嘉章

  • 24号 2001年
    [史料紹介]
  • 加賀五十嵐蒔絵の系譜
    内田 篤呉
  • ―五十嵐家文書と真成寺、徳栄寺過去帳から―
  • 琉球王国貝摺奉行所の漆器製作システム
    安里 進
  • ―王府内分業と民間請負―
    [調査報告]
  • 東南アジア山岳地域少数民族の漆と漆装身具
    松島 さくら子
  • 「備中漆植林地見学会」報告
    髙橋(近藤)都代子
  • 道場 順一


    25号 2002年
    大阪青山歴史文学博物館蔵
  • 潤塗葡萄栗鼠螺鈿箔絵料紙硯箱
    荒川 浩和
  • 修復および技法所見
    室瀬 和美
  • 土井 菜々子

    [資料紹介]
  • 北野天満宮 奉納太刀箱と関連文書
    近藤 利江子
  • ―『五十嵐家文書』と作品―
    [資料紹介]
  • 存星龍寿字文円筒型容器
    多比羅 菜美子
  • [修理報告]
  • 高麗時代の漆小箱の修復
    フランク・ミニー
  • 翻訳 奥島 光穂子

  • 高麗時代の螺鈿州濱型合子について
    奥島 光穂子

  • 26号 2003年
  • 富山前田家御細工所で制作された杣田細工について
    吉川 英樹
  • 近世琉球漆芸関係者の諸相
    仲北 聡子
  • ―貝摺奉行所技術者を中心に―
    [資料紹介]
  • 高麗時代の黒漆草木水禽図螺鈿描金香箱
    李 瓓姫

  • 27号 2004年
    光琳蒔絵の基準作例
  • ―漆工技法からの考察
    内田 篤呉
  • 近世琉球の漆器生産をめぐる問題点
    安里 進
  • [資料紹介]
  • ピッティ宮殿所蔵「黒漆花鳥葡萄蒔絵螺鈿円筒形箱」
    小山 真由美
  • ―メディチ家文書の記録と枢機卿帽子箱の可能性―
    [史料紹介]
  • 塗師藤重に関する文献史料
    大橋 俊雄
  • ―藤重・藤重藤元をめぐって―

    28号 2005年
  • 宋代の無文漆器に見られる骨粉下地とその表現効果
    岡田 文男
  • 干支銘のある新出の元時代の螺鈿卓について
    小池 富雄
  • [資料紹介]
  • 伝牽牛子塚古墳から出土した夾紵棺断片の塗膜構造について
    岡田文男
  • [資料紹介]
  • 印籠根付等下絵帖と觀羊齋蒔絵工房
    エルザ・クレス
  • ハインツ・クレス
    翻訳 奥島 光穂子

    29号 2006年
  • 徳川美術館所蔵 重要文化財「朱漆花鳥七宝繋密陀絵沈金御供飯」
    室瀬 和美
  • ―技法および材料を中心とする新知見―
  • 仙台と薩摩に伝世した琉球漆器の祭具
    安里 進
  • ―朱漆牡丹唐草七宝繋箔絵食籠と黒漆鳳凰雲点斜格子沈金入子椀―
  • 神宮式年遷宮の御装束神宝 その漆芸文様等について
    小西 晫也
  • 明治時代の輸出漆器とヨーロッパにおけるその受容
    ビンチク・モニカ
  • [実験報告]
  • 漆塗膜の乾燥固化後の重量増加について
    豊島 清

  • 30号 2007年
  • 印籠蒔絵師「田村壽秀」をめぐる問題
    高尾 曜
  • 絹布を貼り重ねた漆棺の製作技術について
    岡田 文男
  • ―玉手山安福寺蔵品を中心に―
    [資料紹介]
  • 日本出土の中国漆器 ―山科本願寺跡出土の彫漆片を中心に―
    多比羅 菜美子

  • 31号 2008年
  • 光悦蒔絵における宗達風意匠の受容
    内田 篤呉
  • [史料紹介]
  • 塗師藤重の過去帖 ―系譜の復元―
    大橋 俊雄
  • [資料紹介]
    イタリアの聖地ロレートに伝世した書見台
  • ―現存作品と収蔵目録の記載について―
    小山 真由美
  • [資料紹介]
  • フローニンゲン美術館蔵の仙女蒔絵螺鈿洋櫃
    内田 篤呉

  • 32号 2009年
  • 塩見政誠について
    高尾 曜
  • 中尊寺堂内具の復元模造制作報告
    岩本 元
  • 東アジアの漆工品にみるデンプン粒子の利用形態
    岡田 文男
  • [資料紹介]
  • 朱漆花鳥漆絵密陀絵箔絵盆 ―琉球漆工藝資料―
    荒川 浩和

  • 33号 2010年
  • 飯塚桃葉と田沼時代
    大橋 俊雄
  • 塩見政誠について(補遺)
    高尾 曜
  • 新出「高麗螺鈿経箱」の製作技法と年代
    李 瓓姫
  • [資料紹介]
  • 萬松山東海寺の屈輪文輪花天目台と類例三点
    福島 修
  • [調査報告]
  • 桂春院所蔵「菊唐草文玳瑁螺鈿合子」の木地構造について
    川畑 憲子

  • 34号 2011年
    [資料紹介]
  • 幸阿弥長孝と「小原木盃」に関する考察
    高尾 曜
  • [史料紹介]
  • 婚礼道具御覧と江戸御扶持人蒔絵師清水九兵衛の関わり
    田嶋 充子
  • ―江戸時代後期加賀藩前田家における婚礼記録より―
    [資料紹介]
  • 島原藩主松平忠雄副葬品について
    高尾 曜
  • ―三河本光寺発掘の印籠類を中心に―

    35号 2013年
  • 奉納手箱としての住江蒔絵手箱と住江意匠をめぐる一試論
    永田 智世
  • [資料紹介]
  • 京都市山科西野山古墳出土漆断片の金粉について
    内田 篤呉
  • 岡田 文男
    室瀬 和美

    [資料紹介]
  • 紀州徳川家の偕楽園塗について
    小林 祐子
  • 印籠蒔絵師「田村壽秀」をめぐる問題(補遺)
    高尾 曜

  • 36号 2013年
    蒹葭堂本
  • 『髹飾録』解題
    荒川 浩和
  • 山田常嘉の文献研究 ―新出史料の由緒書を中心に―
    高尾 曜
  • 芝川又右衛門と日本蒔絵合資会社
    土井 久美子

  • 37号 2014年
  • 梶川家の文献研究 ―新出史料の由緒書と菩提寺・家伝史料を中心に―
    高尾 曜
  • 東大寺二月堂修二会に用いられた木鉢(飯器)の材質・塗装構造よりみた製作年代

  • 岡田 文男
  • 永仁六年銘東大寺二月堂練行衆盤について
    桑原 康郎
  • 蒹葭堂本
  • 『髹飾録』書下し(一)
    荒川 浩和

  • 38号 2015年
  • 宇治の蛍 ―漆芸意匠における意味―
    大橋 俊雄
  • 蒹葭堂本
  • 『髹飾録』書下し(二)
    荒川 浩和
  • [史料研究]
  • 「ラック」と「漆」の関係
    森本 朝子
  • ―永積洋子編『唐船輸入品数量一覧 1637~1833年』における原語と訳語の検討―

    39号 2017年
  • 幕府御用蒔絵師菱田家の研究 ―吉祥寺墓所調査を中心に―
    高尾 曜
  • 琉球漆器の円形二段食籠の木地構造について
    上江洲 安亨
  • [資料紹介]
  • 杣田家伝秘方の写しについての考察
    吉川 英樹
  • 蒹葭堂本
  • 『髹飾録』壽碌堂註
    荒川 浩和

  • 40号 2018年
  • 元和・寛永期の藤重
    大橋 俊雄
  • ―東北大学附属図書館所蔵『秋田家史料』を中心に―
  • 幕府御用蒔絵師菱田家の研究(続)―幕府の菱田自得を中心に―
    高尾 曜
  • 蒹葭堂本
  • 『髹飾録』譯註
    荒川 浩和

  • 41号 2019年
    「重要文化財 葡萄蒔絵螺鈿聖餅箱」(東慶寺所蔵)の保存修理と復元模造制作報告

  • 小松 大秀
  • 室瀬 和美
    室瀬 祐

  • 小川松民と黒川真頼 近代的蒔絵史研究のはじまり
    永田 智世
  • [資料紹介]
  • 蒔絵と螺鈿の聖餅箱 ―新出作品の紹介と研究ノート―
    永島 明子
  • 保存修理完成記念シンポジウム
    重要文化財「羯鼓催花紅葉賀図密陀絵屏風」(静嘉堂文庫美術館所蔵)をめぐる新知見 ―文化財修理・漆工史研究・絵画史研究の立場から―
  • 「文化財修理の立場からの新知見」
    松本達弥(発表者)・室瀬和美・鷺野谷一平
  • 「漆工史研究の立場からの新知見」
    小池富雄
  • 「絵画史研究の立場からの新知見」
    河野元昭

  • 42号 2020年
  • 江戸時代の日本における海外産漆の利用実態
    小川 沙織
  • ―『唐船輸出入品数量一覧 1637~1833年』・『漆商舊記』を中心に―
    [研究ノート]
  • 屈輪文彫漆器製作地についての一考察
    田淵 可菜
  • ―東京藝術大学大学美術館所蔵《屈輪合子》を視座として―
    [資料紹介]
  • 大神神社に伝来する乾漆片の塗膜調査
    岡田 文男
  • 蒹葭堂本
  • 『髹飾録』譯註(承前)
    荒川 浩和
  • [書評]
    小山真由美著『南蛮漆器考 ―天正・慶長遣欧使節の時代の遺品と記録―』小池 富雄
    中央公論美術出版 令和元年5月25日刊
    [追悼文]
  • 追悼 竹内奈美子さん(業績一覧)
    小松 大秀

  • 43号 2021年
  • 国宝中尊寺金色堂における壁面の漆塗膜調査
    岡田 文男
  • ―当初塗装とその後の修理の履歴―
  • 琉球漆器の沈金技法に関する運刀法の研究
    當眞 茂
  • ―十五・十六世紀を中心に―
    蒹葭堂本
  • 『髹飾録』譯註(承前)
    荒川 浩和
  • 『漆工史』論文等総目録(創刊号~第四二号)

    44号 2022年
    [研究ノート]
  • 江戸時代後期芝山象嵌の研究
    菊地 泰子
  • ―三つの紫陽花象嵌作品を中心に―
    [資料紹介]
  • 唐塗の技法に関する考察
    原 唯
  • ―青海源兵衛『唐塗由来』の紹介と史的位置づけ―
    [報告]
  • 第四四回総会特別観覧作品について
    小池 富雄・松本 卓己・髙橋 奈

  • 45号 2023年
    [研究ノート]
  • 一八世紀タイ国の寺院扉における説話と螺鈿文様
    高田 知仁
  • [資料紹介]
  • ベトナム・フエ宮廷古物博物館所蔵の螺鈿作品
    内田 篤呉
  • フン ティ アン ヴァン

    [書評]
  • 『根津美術館紀要 此君』
    小池 富雄
  • 特集 根津美術館の螺鈿 二〇二二年三月三十日発行
    [追悼文]
  • 追悼 土井久美子さん(業績一覧)
    小松 大秀